練馬区旭丘【大橋歯科クリニック】

子どもから高齢の方まで口からの健康をトータルマネージメント
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口内炎の原因や治療法・対策について

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みなさん、こんにちは。副院長の大橋新です。

食事している際にお口の中に「あいたた…」と不快感。鏡で口の中を覗きこんでみると、口内炎ができているなんてこと、みなさんはありますでしょうか。

僕はあります。笑

 

ちょっとうんざりとするのですが、

基本、口内炎はしばらくすると勝手に治ります!

 

口内炎はほとんどが一時的な口の中だけの症状ですが、まれにがんや感染症、そして指定難病までもが隠れていることがあります。

 

 

今回は口内炎の原因と治療法・対策について話していきます。

 

まず口内炎には3大原因があります。

傷・ストレス・ウイルスです。

 

それぞれについて話していきます。

 

① 傷が原因の口内炎

パリッとかんだせんべいの先が口の中に刺さってしまった時や思わず口の中をかんでしまった時、口の中に小さな傷ができます。それが口内炎になります。

たいていはそのまま傷口が塞がりますが、唾液の分泌が低下していたりすると細菌が増えてしまいます。すると傷口が塞がらずに潰瘍になります。

 

② ストレスなどが原因の口内炎

傷がなくても口内炎はできます。ストレスや睡眠不足のせいで口腔粘膜の新陳代謝が低下することがあります。

新陳代謝が低下すると、粘膜の表面が荒れてしまい細菌が増え、潰瘍ができます。 

ストレスや睡眠不足は「かんだ傷」と違って自分で原因を実感するのが難しい場合が多いです。

 

③ウイルスが原因の口内炎

 

特にウイルス性の口内炎でも単純ヘルペスウイルス 1型がよく口内炎・口唇炎を起こします。

感染力が大変強く、日本人であれば30歳までに

人口の50%が感染しているといわれます。

このウイルスは、普段は耳の前あたりにある三叉神経節に潜んでいます。

そしてみなさんのヘルペスウイルスの潜伏場所

の体調が悪い時とか免疫力の下がった時を見計らって、お口の中や唇に現れます。

痛みは弱いのですが、不愉快なことは間違いありません。

 

また比較的少ないものの、全身的な病気と関係する口内炎もあります。

 

①性感染症による口内炎

梅毒、クラミジア、HIVなど性感染症によって口内炎が起こる場合があります。

 

②癌や前癌状態などによる口内炎

癌や全癌状態にあたる扁平苔癬など呼ばれる病気では境界線が明瞭では無く、不明瞭なお口の中の炎症が起きることがあります。

痛みが長引いたり、痛みが強い場合は注意が必要です。

 

③ベーチェット病

原因不明の口内炎に繰り返し悩まされる場合、まれにペーチェット病であることがあります。

ベーチェット病とは口内炎(口腔漬瘍)、外陰部潰瘍、皮膚症状、眼症状が出る難病です。

現在、国内には約2万人の患者がいると推計されています。発症する年齢は20~40歳に多く、症状の出現バターンや重症度は患者によって違います。男性の方が女性より重症化しやすいといわれています。

もし再発する口内炎で悩まれている場合は受診をお勧めします。

 

 

 

そして最後に口内炎の対策・治療法について話していきます👍

 

①お口の中を清潔を保ち、外用薬を使用する

 

まずは当たり前ですが、口腔内をできるだけきれいにします。食後は必ず歯磨き、うがいを行いましょう!

細菌やウイルスがいたら治りが悪くなります。

もしも入れ歯をお使いの場合は、食事やおやつの度に流水下で丁寧に洗いましょう。

 

またステロイドを含む軟膏タイプの外用薬も使用することが多いです。

軟膏薬であれば広い範囲の口内炎でも対応できます。ウイルス性の口唇炎には抗ウイルス剤の軟膏を使いことがあります。

 

 

 

②ビタミンB群の摂取

 

ビタミンB群には粘膜を健康に保つ働きがあります。栄養が偏ったりきちんと食事がとれなかったりしてビタミンB群が不足すれば、口内炎が発症しやすくなります。

ビダミンB群が摂れる食材としては、うなぎ、豚肉、玄米、レバー類、のり、牛乳などが挙げられます。

 

③規則正しい生活・睡眠

しっかり規則正しい生活を送ることで、ストレスが少なくなり身体の免疫力も向上します。

 

④ハチミツを塗る

ハチミツにはポリフェノール、アスコルビン酸、カロチン、有機酸、いろいろな酵素、そして各種タンパク質が含まれています。それらの合わせ技で口内炎の活性酸素を除去する強い抗酸化作用を発生させます。私たちの細胞をチクチク傷つける活性酸素は口内炎のところで盛んに発生しますが、それをハチミツが消してくれるのです。

ただし、ハチミツはむし歯の原因になることもお忘れなく、程なくして歯磨きはしっかり行いましょう!

 

⑤治りにくい口内炎は必ず歯科等医療機関を受診!!

先にお伝えしたように、口内炎の背景には思わぬ病気が隠れていることもあります。

原因も分からないまま繰り返したりする口内炎については、たかが口内炎と侮らず、必ず歯科等医療機関を受診しましょう。

 

 

ここまで長文読んでいただきありがとうございました。また気になること、心配なことがありましたら

なんでもお気軽にご相談くださいね♪

 

 

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2025年08月19日 21:06

鳥のオオハシと歯を円で包みました 歯科治療を通して患者様とのご縁(=円)を大切にしたいという想いを込めました


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